ダイコン 葉の利用法

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ダイコン 葉の利用法

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ダイコンを家庭菜園で育てていると、収穫する時には葉がついた状態になります

 

スーパーや八百屋さんで購入する時にも葉付きのものがあったりしますよね。

新鮮なダイコンなら、この葉の部分も食べられるって知っていましたか?

 

ダイコンの葉は、実は緑黄色野菜に分類されるほど、たくさんの栄養が詰まっています。

ビタミン類や葉酸、カルシウムなどがたっぷりと含まれているので、
新鮮な葉付きダイコンが手に入った時には、ぜひとも食べたいものです。

 

ダイコンの葉をおいしく食べる方法を、ご紹介します。

 

 

[ダイコン 葉の利用法]

 

 

■食べられる部分

 

ダイコンの葉は、食べようと思えば、先端から付け根まですべて食べることができます。

ただ、付け根部分と先端の葉が広い部分は、硬かったりアクが強すぎるため、
調理しても食べにくいことがあります。

 

付け根と先端の部分を切り落とし、よく洗ってから調理に使うようにしましょう。

 

 

 

■漬物

 

ダイコンの葉は、新鮮なうちなら生でも食べることができます。
サラダにするには少しアクが強いので、塩でもんで漬物にすると食べやすくなります。

 

<材料>

・ダイコンの葉・・・ダイコン1本分
・塩・・・大さじ1

 

<作り方>

1. ダイコンから葉の部分を切り落とし、よく洗う
2. 葉の付け根に近い部分から、細かく刻む
3. ビニール袋に刻んだ葉を入れ、塩を加えて混ぜ、手でよくもむ
4. 1日~3日ほど冷蔵庫に置く
5. ビニール袋からザルに移し、水で洗う
6. 水気を切ってから、手で絞って余分な水分を抜く

 

<ポイント>

・塩加減はお好みですが、冷蔵庫に置いた後、
味見をして塩辛い場合は、水につけて少し塩を抜くと食べやすくなります。
・塩気だけでもおいしいですが、醤油を加えて混ぜてもおいしいです。
・ダイコンの葉だけでなく、ミョウガや生姜などの薬味を刻んで混ぜるのもお勧めです。
・ダイコンの葉の漬物を薬味代わりにして、納豆などに混ぜてもおいしいです。
・塩辛くなったものは、軽く塩抜きをしてから焼き飯の具にすることもできます。

 

 

 

■和え物

 

ダイコンの葉は、他の葉物野菜と同じような使い方ができます。
茹でたダイコンの葉を和えるだけで、簡単に一品が完成します。

シャキシャキとした食感のおかげで、箸すすみます。

 

<材料>

・ダイコンの葉・・・ダイコン1本分
・めんつゆ・・・大さじ1~大さじ2

 

<作り方>

1. 鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰したら塩(分量外)を小さじ1くらい入れる
2. ダイコンの葉の先端と付け根を切り落とし、よく洗う
3. 葉を束ねた状態で、付け根に近い軸の部分だけを沸騰した湯にいれて30秒ほど茹でる
4. 30秒経ったら、葉の部分も湯の中に入れ、1分茹でる
5. 葉が茹であがったら氷水に入れて冷やす
6. 冷えたら氷水から引き揚げ、手で絞って水を切る
7. 長さ4cmほどの食べやすい長さに切り、器に入れる
8. めんつゆをかけたら、全体になじむように混ぜ合わせる

 

<ポイント>

・茹ですぎると色が悪くなるので、茹でる時間が長くならないように注意します。
・茹でた後に熱々のまま放っておくと、色が悪くなるので氷水に入れて急冷します。
・めんつゆだけでなく、鰹節やゴマなどを一緒に和えてももちろんおいしいです。
・和え衣はめんつゆや醤油だけでなく、酢味噌和えや白和えにするのもお勧めです。
・サラダ感覚で食べたい時は、胡麻ドレッシングやマヨネーズ、
ポン酢を合わせたものなどをかけても、さっぱりと食べられます。

 

 

 

■炒め物

 

ダイコンの葉は油との相性も抜群です。
油で炒めることで、香ばしさが増して食べやすくなります。

 

<材料>

・ダイコンの葉・・・ダイコン1本分
・油揚げ・・・1枚
・ちりめんじゃこ・・・適量
・醤油、みりん、酒・・・小さじ1~大さじ1
・ゴマ油・・・大さじ1

 

<作り方>

1. 上下を切り捨てたダイコンの葉をよく洗い、細かく刻む
2. 油揚げはダイコンの葉に合わせて1cm~2cm角に刻む
3. フライパンにゴマ油を入れ、中火にかける
4. フライパンが温まったらちりめんじゃこを入れ、カリカリになるまで炒める
5. ちりめんじゃこがカリカリになったら、ダイコンの葉と油揚げを加えて炒める
6. ダイコンの葉に火が通ったら、醤油・みりん・酒を加え、水分を飛ばしながら炒める
7. あらかた水分が飛んだら完成

 

<ポイント>

・ちりめんじゃこの量はお好みで構いませんが、
塩加減が異なるので、調味料を加減して味を決めるようにします。
・ゴマや実山椒を入れても、ご飯のおともにぴったりです。
・水分を多めに残し、しっとりと仕上げても良いですし、
水分をしっかりとばしてパラパラにするのもお勧めです。
・炒めすぎると色が悪くなるので注意します。
・ダイコンの葉がたくさんある時は、一度にたくさん作って冷凍しておくこともできます。

 

 

 

■ごはん物

 

ダイコンの葉+ごはんといえば、菜飯です。

 

菜飯は簡単で素朴な味わいですが、
ダイコンの葉のシャキシャキとした食感と塩加減で、いくらでも食べられそうです。

冷めてもおいしいので、おにぎりにしてもおいしいです。

 

<材料>

・ダイコンの葉・・・100g~200g
・塩・・・小さじ三分の一~小さじ三分の二
・炒りゴマ・・・適量

・温かい白ごはん・・・茶碗大盛2杯分

 

<作り方>

1. 「和え物」の1~6の手順の通りにダイコンの葉を茹でて冷やし、水を切る
2. ダイコンの葉を細かく刻み、ボウルに入れて塩を加えてよく混ぜておく
3. 塩を混ぜてから2分~3分経ったら、あらためて水を絞ってから温かいごはんと混ぜる
4. 器に盛り、上からゴマをかける

 

<ポイント>

・刻んだダイコンの葉と塩とご飯は同時に混ぜても構いませんが、
先にダイコンの葉と塩を混ぜておくことで葉に塩が入り、混ぜムラになりにくくなります。
・ダイコンの葉を刻んだ後、ゴマ油や白ごま、ちりめんじゃこなどを加えて、
一度フライパンで炒めてからごはんに混ぜると、さらに水分が飛んで香ばしさも加わり、
おいしくなります。
・おいしくて余ることはほとんどありませんが、残った分はおにぎりにして冷凍保存も可能です。

 

■参考

・ダイコン 地植えの栽培
・ダイコン プランターの栽培
・ダイコン 袋栽培
・ダイコンの収穫時期
・ダイコンの害虫
・ダイコン 太くならない理由は?



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タグ : 

ダイコン 料理

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